取付けられない場合、まず以下3点についてご確認ください。
商品の適合タイヤサイズとご自身の車両のタイヤサイズが一致しているかをご確認ください。
商品の適合タイヤサイズは品番シール及び商品ラベルの側面に記載されております。
タイヤ空気圧が自動車メーカー指定圧になっているかをご確認ください。
指定空気圧に満たない場合、タイヤ接地部分が膨らみ装着しづらくなる場合があります。
適合サイズは純正リム幅を基準にしております。純正よりも太いリム幅の場合、タイヤが太くなってしまい装着しづらくなる場合があります。
内側ロックが結束できない場合(チェーンが持ち上がらない場合)
タイヤがチェーン内側部分を踏んでいる(接地面に挟み込まれている)もしくは車両に引っかかっている可能性があります。
持ち上げ時タイヤがチェーンを踏まないようスペースを作る為、タイヤの奥へチェーンを押し込んでから持ち上げてください。
外側ロックのアームフックが結束できない(届かない)場合、はチェーンの引き出し不足が考えられます。
以下の手順でチェーンを引き出しながら作業してください。尚外側ロックアームは下から上の順番で結束してください。
まずはタイヤ上側のチェーンをタイヤ奥側へ落とし込んでください。
次にタイヤ下側からタイヤ裏側に向かって手を入れタイヤ裏側部分のチェーンを手前に強く引き出してください。
※チェーンのたるみがなくなりタイヤに密着することで手前に引き出すことができます。
次にチェーンをタイヤ接地面の際まで引き寄せ外側ロックアームを結束してください。
速度超過
チェーンを装着して50km/h(非金属タイヤチェーン)以上の速度で走行すると、タイヤ回転による遠心力でチェーンが膨れ上がり、一部だけ摩耗することで寿命が短くなったり、車体接触をおこす恐れがあります。
チェーン及び車両の破損・事故の原因となり非常に危険です。
※高速道路での使用については特にご注意いただき50km/h以内での走行を維持してください。
連続空転
急激なアクセル操作をおこなうとタイヤが空回りしてチェーンに無理な力が加わります。
路面との異常摩擦によりスパイクピンが脱落したり、切断する恐れがあります。
※発進時・登坂時のアクセル操作は通常時の半分程度にしてください。
着脱時の破損
取付けが正しくおこなわれていない場合、走行中にチェーンが外れてしまったり、車体に接触することで破損する場合があります。
また取外し時、チェーンの金具類をタイヤで踏んでしまうと変形したり破損する場合がありますので注意が必要です。
※取扱説明書を熟読いただき、装着後のチェックは念入りにおこなってください。
チェーン本体の破損については、有償にて各構成部品交換修理が可能です。ただしスパイクピンの抜け落ちについてはトレッド毎交換となります。
修理内容を確認→修理費用の提示となりますので、まずは弊社またはご購入された店舗様へご相談ください。
構成品(ゴムバンド、ロックハンドル等)については単品販売が可能です。修理品と同様、弊社またはご購入された店舗様へご相談ください。
※廃盤となったシリーズについては部品在庫がないものもあります。
ご使用後のお手入れについて
チェーン本体の汚れを水でよく洗い流してください。
乾いた布で水分をよく拭き取り、日陰で十分に乾かしてください。
チェーン各部に異常がないか点検してください。
※点検は質問〇の使用限度の点検項目をご参照ください。
保管方法について
汚れを落とし、完全に乾かしてから収納ケースにいれてください。
直射日光を避け、高温多湿にならない場所に保管してください。
※夏季のトランクや屋外のスチール物置などは非常に高温となりチェーンの変質・変形の原因になりますので絶対に避けてください。
タイヤチェーンは消耗品です。下記項目につき1項目でも当てはまる場合、ご使用できません。
このような場合、新しい製品をお買い求めください。
チェーン本体に1箇所でも亀裂が生じている場合。
ネット表面が1/2以上摩耗している場合。
スパイクピンが2個以上抜け落ちている場合。
金属部品に変形・損傷がある場合。
使用に有無に関わらず、購入から5年以上経過している場合 。
※但し製造年月から5年ではございません。
弊社商品は全て、一般財団法人日本自動車交通安全用品協会規格JASA432及びJASA433が規定する以下の性能基準を満たしています。
現在の認定品との対比で、圧雪路氷盤路で基本的に同等以上であること。
なお、試験中において、装置の脱落、破損、スパイク金具の脱落など各部に異常がないこと。
勾配平均が12%の圧雪路及び勾配平均が8%の氷盤路で一旦停止後、再発進したとき、滑らかに登坂できること。
なお、試験中において、装置の脱落、破損、スパイク金具の脱落など各部に異常がないこと。
600Km(目安として70%は圧雪路)の距離を走行したとき、装置の著しい摩耗や、スパイクの脱落及び各部に異常がないこと。
無雪路を70Km/hの速度で連続5Km以上走行した時、装置の破損、スパイクの脱落、車体への接触など各部に異常がないこと。
試験車両を固定し、氷盤上で20Km/hの速さで5秒間づつ連続5回空転を行った時、装置の破損、スパイクの脱落など各部に異常がないこと。
弊社商品は一般タイヤ専用設計です。本製品の適合表にタイヤサイズの記載があってもオフロード用タイヤ(タイヤブロックの大きいもの)にはチェーンの破損やそれにともなう事故の恐れがありますので使用することができません。
なお一般的にオフロード用タイヤにはタイヤ銘柄の後ろに下記のような表示がございます。
M/T(マッドテレーン):オフロード対応(一般呼称)(※MT2という表記の場合もございます。)
A/T(オールテレーン):オンロード・オフロード対応(一般呼称) (※AT2、AT3という表記の場合もございます。)
R/T(ラギッドテレーン):オフロード対応(一般呼称)
M+S(マッド&スノー):オフロード・積雪路対応(一般呼称)
MT/R(マッド&ラギッドテレーン):オフロード対応